
ロンドン:
英国は火曜、米国によるイランのカセム・ソレイマニ司令官殺害を受けて事態の沈静化を求め、また、イランとの戦争は中東各地のイスラム過激派を利するだけだと述べた。
「我々が目指しているのはイランとの間の緊張緩和であり、また、イラクに関連して、対「イスラム国」(IS)で苦労して確保した優勢を決して失わないようにすることだ」と、ドミニク・ラーブ英外相は述べる。
一方、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は火曜、米国によるソレイマニ司令官殺害は「国家テロ」であり、イランは「それに見合った対応を取る」と述べた。
「本格的な戦争となった場合、損害が非常に大きくなり、実際にはテロリストたち、特にISだけが勝者となることを懸念している」と、英外相。
「我々は米国やEUの仲間たちと連携しており、そのために私は今日ブリュッセルに行く。緊張緩和の必要性について極めて明確で一貫したメッセージを発することを確認し、外交的道筋を見出すことが目的なのだが」
ロイター