
ゴブラン・モハメド
カイロ:米国政府は、エジプトでの食料安全保障の強化と、ロシアのウクライナ侵攻による影響の緩和のため、5,000万ドル(9億4,700万エジプトポンド)の支援を表明した。
ジョー・バイデン米大統領は、エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領との会談の中で支援を表明した。
カイロの米国大使館によると、5,000万ドルの資金は、米国議会での承認を得た後、エジプトの小規模農家支援などに充てられる。
「40年以上にわたる協力関係と、エジプトの農業部門に対する米国の14億ドル以上の支援に基づき、米国政府はこの非常に重要な時期にエジプトの人々と一致協力します」と、カイロのニコール・シャンペーン米国臨時代理大使が声明で述べた。
ロシアのウクライナ侵攻により農産物供給が滞り、世界の食料安全保障に対する脅威が高まり食料価格が高騰した。