
アラブニュース
タイズ:イエメンの情報大臣は、国連の仲介により三度目の停戦延長が決まった数時間後に、フーシ派が狙撃者を使って市民を狙い、その銃撃により子供が殺害されたことを非難した。
一連のツイートの中で、ムアンマル・アル・エルヤニ情報大臣は、狙撃者がタイズの様々な地域に住む子供や市民を銃撃し殺害したことを受け、イランの支援を受ける民兵が意図的に市民を標的にしていると非難した。
「国連の仲介による停戦延長の数時間後に、包囲されたタイズでフーシ派の犯罪行為と意図的な子供たちの殺害がエスカレートしている、これは、県に対する民兵の悪意、イエメン人の命の軽視、状況沈静化に向けた国際社会の努力に対する無関心を反映している」と、アル・エルヤニ大臣は述べた。
大臣は国際社会に対し、民兵の「凶悪犯罪」を明確に非難し国際刑事裁判所で犯罪行為の責任者たちを起訴するよう強く求めた。
イエメン通信社(SABA)は、停戦延長から72時間以内に306件のフーシ派による違反行為があり、それによりイエメン全土で兵士4人が死亡し、16人が負傷したと既に伝えている。
違反行為は、砲兵、狙撃者、ブービートラップのドローンを使った軍隊やレジスタンスの拠点への攻撃から、軍事拠点の建設、塹壕の掘削、様々な戦線への大砲、ドローンの配備にまで及んでいる。