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クーデター未遂を受け、スーダンの国家元首が軍の改革を約束

スーダンの首都ハルツームで開催された第1回国家経済会議で演説する、最高評議会議長のアブドゥルファッターハ・アル・ブルハーン中将(資料写真。2020年9月26日撮影)。(AFP)
スーダンの首都ハルツームで開催された第1回国家経済会議で演説する、最高評議会議長のアブドゥルファッターハ・アル・ブルハーン中将(資料写真。2020年9月26日撮影)。(AFP)
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27 Sep 2021 02:09:11 GMT9
27 Sep 2021 02:09:11 GMT9
  • アル・ブルハーン議長:「軍部は暫定政権を終わらせるための選挙開催に尽力している」

ハルツーム:クーデター未遂から数日後、スーダンの暫定移行政権を率いる中将は26日、軍の改革を誓った。

「これから軍を再編し、党派的な活動は軍の内部で禁止とする」。ハルツームの軍病院の 開所式において、最高評議会のアブドゥルファッターハ・アル・ブルハーン議長はそう語った。

さらに「軍部は、暫定政権を終わらせるために日程が決まっている(2023年の)選挙に向けて尽力している」と述べた。

「その後、軍は政界を去り、その役割は国の防衛に限られることになる」

当時のオマール・バシール大統領の強権的な手法に対して大規模な抗議活動が起こり、2019年4月に大統領は軍によって追放された。8月に権力分割について合意が結ばれ、それ以降、軍民政権が国を率いている。

スーダン政府は先日、現在投獄されているバシール前大統領とつながりのある軍人や一般人が9月21日にクーデターを試みたが、阻止したと発表した。逮捕者の中には少なくとも11人の将校が含まれている。

アブダッラー・ハムドゥーク首相はそれ以降、軍の改革を提唱しているが、これはスーダンでは非常に繊細な問題である。

政党的な深い分断や経済の疲弊のほか、文民指導者の役割が後退していることもあり、完全な文民政府への移行がうまくいくかどうかは依然、不透明だ。

民兵組織のリーダーで、最高評議会でブルハーン氏の代行を務めるモハメド・ハムダーン・ダグロ氏は、クーデター未遂を受けて、政治家を非難している。

「クーデターの主な原因は政治家にあります。彼らは一般市民から目を背け、自分たちの権力闘争に関心を注いでいるのです」

AFP

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