
ゴブラン・モハメド
カイロ:エジプト・ミニヤー県の教会で16日に発生した火災で、救急車4台が現場に出動したと保健省は発表した。
同国内務省の発表によると、火災はアンバ・ビショイ教会の密閉された聖堂内で発生し、出火原因は電気系統のショートだった。
14日にカイロ・インババ地区のアブ・セフェイン・コプト教会を襲い、41人が死亡した火災の2日後に新たな火災が発生した。
保健・人口省のホッサム・アブデル・ガッファー報道官は、この火災による死者は出なかったものの、1人が窒息により現場で処置されたと発表した。ただ、この1名は病院での処置は必要とされなかった。
ガッファー報道官はまた、現場が安全と認められるまで、事態の進展に備えて救急車が待機を続けると伝えた。
報道官はさらに、午後2時30分に通報を受け、救急車は6分以内に火災現場に到着したと述べた。
内務省は、火が既に消し止められていると発表し、ミニヤー県知事のオサマ・アル・カーディー氏は、火災による負傷者が発生しなかったことを確認した。
「民間防衛軍が即座に動き、人命の犠牲なく火災を制御し、鎮火することができました」と、内務省の関係者は伝えた。
同関係者はまた、火災原因がショートであることが確認された後に法的措置が取られることになると述べた。
目撃者らによると、教会内の聖堂の1つで行われていた謝肉祭に子ども達とそのメイドが参加しており、子ども達が教会を出た後に火災が発生したという。