
ラエド・オマリ
アンマン:ヨルダンの首都アンマンで4階建ての住宅ビルが倒壊し、5人が死亡、14人が負傷したと報じられた。
公安局はエル・ルウェイブデ地区で8人ががれきから救出されたと述べた。
しかし、目撃者らによると、倒壊時にはさらに多くの人が建物内にいたという。救助活動は継続されていた。
当局は、倒壊の原因は基礎の不良と脆弱な支持構造にあるとしている。しかし、住民たちはアラブニュースに対し、隣接する新しい建物の工事が倒壊の一因になったと考えていると語った。
#WATCH: Footage from the scene of a building collapse in #Amman #Jordan, which has killed 2 people and injured at least a dozen https://t.co/rI0QPcL6oW pic.twitter.com/mcmpwrJrDV
— Arab News (@arabnews) September 13, 2022
住民たちは1940年代に建築が盛んだったことで知られる同地区で建設工事が増えたことで、基礎が不安定になり、自分たちの不動産に亀裂が入ったとしてアンマン当局に苦情を申し立てていたという。
ある住民は「大手の不動産会社らは、近隣の家屋が非常に古くて壊れやすいという事実に配慮せず、外国人駐在員向けの大型住宅を建設している。どうやって建設許可を得ているのか、本当に分からない」と話す。
エル・ルウェイブデ地区はヨルダンの外国人駐在員に人気の地域である。
ビシェル・アル・ハサーウネ首相は倒壊現場を訪れ、調査を命じた。