
アラブニュース
ドバイ:UAEは、進行中の危機の影響を受けているウクライナ国民に対し1億ドル相当の追加支援を提供する。
国営通信WAMによると、UAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は、追加の支援は戦争や紛争の時期における連帯の重要性、およびウクライナ危機の人道的影響を緩和するためのUAEの継続的な努力を強調するものであると信じると述べた。
同大統領は以前、サンクトペテルブルクを訪問してウラジミール・プーチン大統領と会談し、ウクライナとロシアの紛争終結のための全当事者間の外交・対話を求めた。
また、今週にはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談し、ウクライナとロシアの間の紛争縮小・緊張緩和の重要性において合意した。
今回の支援が発表されたのは、UAE大統領の外交顧問を務めるアンワル・ガルガッシュ博士がロシアの上級外交官との会談において紛争の縮小を求めていたさなかのことだった。
同博士は、ロシア連邦外務次官兼中東担当大統領特別代表のミハイル・ボグダノフ氏と会談した際、UAEの平和構築の取り組みにおいてシェイク・ムハンマド大統領と同様の道筋を辿った。
この会談において、ガルガッシュ博士はUAEが地域および世界のレベルで平和と安定を支援し、世界各地において紛争の縮小を促進するためにあらゆる可能な努力を行っていくことを強調したと、WAMは伝えている。
同博士は、ウクライナ危機の平和的解決に至るには当事者間の真剣な協議の継続が必要だと強調した。