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イランの革命防衛隊、衛星搭載用ロケットを打ち上げ

2022年6月14日、イランのセムナーン南東にあるイマム・ホメイニ宇宙センターの発射台。イランの準軍事組織である革命防衛隊が、2022年10月5日土曜、新たな衛星搭載用ロケットを打ち上げた。 (AP/ファイル)
2022年6月14日、イランのセムナーン南東にあるイマム・ホメイニ宇宙センターの発射台。イランの準軍事組織である革命防衛隊が、2022年10月5日土曜、新たな衛星搭載用ロケットを打ち上げた。 (AP/ファイル)
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06 Nov 2022 05:11:49 GMT9
06 Nov 2022 05:11:49 GMT9
  • 国営テレビは革命防衛隊が、Ghaem-100衛星キャリアと呼ばれる固体燃料ロケットの打ち上げに成功したと報じた
  • イラン国営テレビは、打ち上げ時の映像は直ちに放送はしていない

ドバイ:イラン国営テレビは、イランの強力な準軍事組織、イスラム革命防衛隊が2022年10月5日土曜、新たな衛星搭載用ロケットの打ち上げに成功したと報道した。

反政府デモが全国で行われる中で、軍の宇宙開発能力を示すことが目的とみられる。

国営テレビによると、革命防衛隊がGhaem-100衛星キャリアと呼ばれる固体燃料ロケットの打ち上げに成功した。打ち上げ時の映像は直ちに放送はしていない。

イラン国営イスラム共和国通信 (IRNA)が報じたところによると、このロケットは重さ80キロ(176ポンド)の衛星を地球から約500キロ(310マイル) 離れた距離の軌道に乗せることができるという。

革命防衛隊の航空宇宙部隊の指揮官、アミール・アリ・ハジザデ氏は、近くこのロケットを使用し、衛星Nahid 1を軌道に打ち込みたいと述べた。

イラン政府は、核開発と同様、衛星計画は科学研究と民生目的であるとしている。

同技術が長距離ミサイルにも利用できることから、アメリカや欧州諸国はこの計画に対し長く懐疑的である。

この打ち上げ成功の報道は、イラン全土で聖職者体制の打倒を求めるデモが7週間に渡って続く中で発表された。

人権団体によると、革命防衛隊のボランティア兵を含む治安部隊による暴力的なデモ取り締まりで、300人が死亡している。

AP

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