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フーシ派が運営する拘置所の拘留者、ハンストに入り拘禁・虐待に抗議

サヌアのシャムラン地区にあるフーシ派が運営する諜報刑務所に入れられている拘留者たちがハンガーストライキに入った。(AFP/資料写真)
サヌアのシャムラン地区にあるフーシ派が運営する諜報刑務所に入れられている拘留者たちがハンガーストライキに入った。(AFP/資料写真)
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15 Nov 2022 04:11:00 GMT9
15 Nov 2022 04:11:00 GMT9
  • イエメンの政治家であるアブドル・ワハブ・アル・フマイガニ氏は、フーシ派が甥を拷問・処刑したと非難した

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー:フーシ派が支配するサヌアにある拘置所に収容されている多数のイエメン人拘留者が、ハンガーストライキを行っている。拘留を解き残忍な扱いをやめるようフーシ派に圧力を掛けるのが目的だ。拘留者の家族が14日、明らかにした。

サヌアのシャムラン地区にあるフーシ派が運営する諜報刑務所に入れられている拘留者たちがハンガーストライキに入った。目的は、長期にわたる拘禁に抗議し、フーシ派に対し、拘留者を釈放したり裁判にかけたりするよう要求し、少なくとも拘置所の中の環境を改善させることだ。

サレハ・サリム・ビン・イエマインという名前の拘留者の親族はアラブニュースに対し、次のように話した。「31歳の彼は、2014年の後半からサヌアに収容されていますが、ストライキを行うことを決意しました。彼を釈放するか裁判にかけるかして長年の苦しみを終わらせるようフーシ派に要求するのが目的です。長年にわたって散発的にハンストを行ったせいで、彼は現在、病気を患い、やせこけています」

「彼は拷問とハンストで体が弱っていました。彼に会ったとき、彼の健康は衰えていました」と、匿名を希望した彼の親族は話した。

「彼が釈放されること、もしくは彼の事件が検察に引き渡されることを私たちは求めています」

拘留されているアデル・タレク・アル・バイダニさんの妻は「夫は数日前にハンストに入り、フーシ派による虐待や、7年拘留した後も釈放や起訴に消極的であることに抗議しています」と話した。

「私は夫の釈放を求めています。彼は慢性的な腸の病気を煩っていて、心臓にも問題を抱えていて、アスピリンを飲んでいるからです」と彼女はアラブニュースに話した。

「彼は、逮捕されたときは若かったのですが、今は60代に見えます」と彼女は話した。

親族らは、以前フーシ派に要求を拒否された後、世間の関心が拘留者の釈放につながることを期待して、拘留者の身元を完全に公表することを要求した。

地元の人権機関や国際的な人権機関によると、フーシ派は2014年後半に権力を掌握して以来、自分たちの支配下にあるさまざまな場所で数百人のイエメン人を拉致している。拉致被害者は肉体的・精神的拷問を受けており、多数の死者が出ているという。

イエメンの政治家であるアブドル・ワハブ・アル・フマイガニ氏は13日、フーシ派が彼の甥であるモハメド・アブドル・ラハマン・アル・フマイガニさんを処刑したと非難した。モハメドさんは、4年前にフーシ派に捕らえられた戦争捕虜だった。

アブドル・ワハブ・アル・フマイガニ氏によると、モハメドさんはフーシ派から残忍な拷問を受け、強制失踪させられたという。モハメドさんの家族は、モハメドさんがフーシ派に処刑されたことを最近知ったという。

もう一つ進展があった。「イエメンの権利と自由のためのネットワーク」は13日、フーシ派の拘置所から釈放された中年男性が、拷問の結果として拘置所内で発症した合併症で12日に死亡したと発表した。

同団体によると、アジズ・ダブアン・アル・ダシャミさんはフーシ派によって拘置所に入れられ、臨床的に死亡するまで拷問を受け、その後釈放されたという。彼は地元のタイズ病院に2カ月入院した後、12日に亡くなった。

「フーシ派は自分たちが管理している捕虜の虐待に無関心なままだ。地元や海外からの訴えにもかかわらず、捕虜の釈放に合意するのは捕虜交換のときだけだ」と地元の活動家は話した。

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