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スーダンの民主派勢力が軍部との「枠組み合意」を求める

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17 Nov 2022 07:11:48 GMT9
17 Nov 2022 07:11:48 GMT9
  • 民主派と軍はここ数週間の間に国際的な支援を得て協議を開始した

ブルハン司令官は今週、憲法草案についての文書を提示していたことを認めた

ハルツーム:スーダンの「自由と変革勢力(FFC)」は16日、2021年10月の軍事クーデター以来同国が陥っている政治的こう着を終結させるための第一歩として、軍部と枠組み合意を結ぶことを目指していると発表した。

クーデターにより、オマル・アル・バシール政権崩壊後に結ばれたFFCとの協力関係も途絶え、スーダンは政治・経済両面での混乱に突入した。

FFCと軍は最近数週間の間に国際的な支援を受けて協議を開始し、アブドゥルファッターフ・ブルハン司令官は今週、軍部が憲法草案についての見解を示した文書を提示していたことを認めた。

FFCは16日の声明で、協議に基づいて軍部と「合意」に達したと伝えた。一方軍のある高官は、合意は得られたものの、まだ保留中の問題が複数残っていると語った。

声明によると、FFCは軍部と、「文民による民主的な暫定政府のための憲法の基礎を築く意志のある」他の政治勢力との間で枠組み合意を締結することを求めていくという。

またFFCによれば、最終合意が交わされる前に、民政移管期における司法、治安部門の改革、「ジュバ和平合意」の改正、そしてバシール政権の解散という4つの主要議題に関する、より広範な協議が行われる予定だという。

それらの問題は、最終的にクーデターに発展した軍と文民との緊張関係の主な原因だとして、FFCのメンバーや識者から指摘されてきた。

ロイター

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