
イランは同核施設にて新たな遠心分離機も製造する予定
ドバイ:イランのSNNネットワークが22日に報じたところによると、同国がフォルドゥ核施設で「IR6型」の遠心分離機を用いて濃縮度60%のウランの製造を開始した。
国連の原子力監視機関が採択した、イラン政府からのさらなる協力を要請する決議への対抗措置だ。
イランはまた同核施設において、新たな遠心分離機を製造する見込みだとSNNは報じた。
国際原子力機関(IAEA)の35ヶ国で構成される理事会は17日、未申告の3施設から見つかったウランの痕跡に関するIAEAの調査に早急に協力するようイランに求める決議を採択したと、非公開の同理事会に出席した外交筋が伝えた。
17日に採択された決議は同調査に関してイランに向けて行った今年2度目の決議となるが、イランが調査の終結を求めているため、2015年のイラン核合意の再建に向けた協議の妨げとなってきた。
ロイター