
ベイルート:月曜日(12月26日)、シリアのラッカにある治安部隊本部で起きたダーイシュの自爆テロ攻撃により、クルド人が率いる治安部隊の隊員6人が殺害されたと、米国が支援するシリア民主軍のマズルーム・アブディ長官はツイッター上で述べた。
自爆テロ犯1人が殺害されもう1人が拘束されたと、シリア民主軍メディアセンター長のファハド・シャミ氏が述べた。
ダーイシュは2014年、その主な拠点であるラッカを含むイラクとシリアの広範な地域を占領したが、2019年にシリアでの最後の重要な領土を失ってからは、ゲリラ戦の展開を余儀なくされている。
近年では残された数千人の過激派構成員のほとんどは人里離れた奥地に潜伏しているが、依然として不正規戦を行う能力を有している。
シリア民主軍によると、今年1月、同軍が管理するシリア北東部の町ハサカのアル・シナア刑務所に対するダーイシュの大規模な攻撃によって、ダーイシュ関係者374人とシリア民主軍や刑務所職員数十人を含む約500人が死亡したという。
ロイター