




アラブニュース
ドバイ:UAE(アラブ首長国連邦)からウクライナへの、2度目となる援助用の家庭用発電機を積んだ航空機が6日、ポーランドのワルシャワに到着した。
続く戦争の中で厳しい冬の寒さに耐えているウクライナ国民への援助の一環としてのものである。
今回の援助は、ウクライナの一般家庭に暖房用の電力を提供することを目的としている。
ロシアがウクライナ全体のエネルギーインフラを標的とした攻撃を行い、停電が引き起こされ、冬の寒さと戦う市民たちの暮らしが一層厳しいものになっているタイミングでの実施となる。
UAEは昨年の12月初め、家庭用発電機2,500台をウクライナに送ることを発表した。UAE国営のエミレーツ通信によると、そのうち1,200台の発電機がまず12月に送られており、6日に輸送されたのはその残り分とのことだ。
今回の支援は、UAEがウクライナに約束した1億ドル(約132億円)の人道的支援の一環として行われたものである。
UAEは、国連関係機関による「ウクライナ緊急アピール」および「ウクライナ地域避難民対応計画」に対応して、ポーランド、モルドバ、ブルガリアのウクライナ難民のために、360トンの食料品、医療物資、救急車を積んだ航空機8機を同国での戦争の勃発以来派遣してきた。