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トルコ政府、ウクライナで「局地的停戦」を推進する用意がある

2023年1月14日、行方不明の兵士たちの写真を手に持ち、キーウ市内でデモをするウクライナ人。(AP)
2023年1月14日、行方不明の兵士たちの写真を手に持ち、キーウ市内でデモをするウクライナ人。(AP)
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15 Jan 2023 01:01:24 GMT9
15 Jan 2023 01:01:24 GMT9
  • 交戦中の両国家が、今後数か月以内に 「包括的な和平協定」 を結ぶ準備ができているとは考えにくい
  • カリン氏は記者団に対し、「トルコ政府は局地的停戦と小規模で局地的な紛争の段階的縮小を推進する用意がある」と述べた

イスタンブール:トルコ政府は14日、ウクライナでの局地的停戦を推進する用意があると述べ、ロシアもウクライナも「戦争に勝つ」ための軍事的手段を持っていないと警告した。

エルドアン大統領の報道官兼外交政策顧問イブラヒムカリン氏は、交戦中の両国家が今後数か月以内に「包括的な和平合意」を結ぶ準備が整っているとは考えにくいと認めた。

しかし、カリン氏は戦闘がもたらす過酷な代償を背景に、両国家が戦争地域の特定地域における局地的停戦を再考し、受け入れる日が近いかもしれないと語った。

カリン氏は記者団に対し、「トルコ政府は局地的停戦と小規模で局地的な紛争の段階的縮小を進んで推進します」 と述べた。

「どちらの国家も軍事的に戦争に勝てる状況にありません」

エルドアン大統領は、ロシアやウクライナとの良好な関係を利用して、11か月近くに及ぶ戦争の終結を仲介しようとしてきた。

NATO加盟国のトルコは、初期の2回の和平交渉を主催し、国連が支援する黒海を横断するウクライナの穀物輸送を復活させる合意の締結を仲介した。

また、エルドアン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を繰り返し、合意点を見出すことを目指してきた。

カリン氏は、ロシアは主にNATOによる「安全保障」と国際舞台での「敬意」に関心があると述べた。

「ロシアが望んでいることは、主要プレーヤーとして敬意を示されることと、NATOが縄張りに近づかないようにすることです」とカリン氏は述べた。

「ウクライナはNATOに加盟するつもりはありませんが、ロシアから十分な安全保障を得る必要があります」と同氏は語る。

AFP

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