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北朝鮮、米国の新たな制裁計画に憤りを見せる

北朝鮮外務省の国際機関担当副次官・金先敬の名前で発表された声明は、米国を「朝鮮半島の平和の汚染物」と呼んだ。(AFP)
北朝鮮外務省の国際機関担当副次官・金先敬の名前で発表された声明は、米国を「朝鮮半島の平和の汚染物」と呼んだ。(AFP)
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09 May 2024 06:05:21 GMT9
09 May 2024 06:05:21 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:北朝鮮は、水曜日に430日に現行の制裁が期限切れとなった後、米国が国に新たな制裁を課す方法を模索していることに対し、激しく非難した。

北朝鮮外務省の国際機関担当副次官・金先敬の名前で発表された声明は、米国を「朝鮮半島の平和の汚染物」と呼んだ。

国連安全保障理事会の制裁実施パネルは、15年間にわたって北朝鮮への制裁の実施を監視してきたが、その任務はロシアが再任命を拒否したため、430日に期限が切れた。

これを受けて、49か国と欧州連合が翌日共同声明を発表し、国連パネルの代わりに新しいメカニズムを求めた。

この動きに対応して、金氏は「米国は反動勢力を集めて他の民族や特定の国を標的とした新たな犯罪機関を作ろうとしている」と述べ、「国連の権限を踏みにじる幽霊機関を運営しようとしている」と米国を非難した。

金氏はまた、「米国の略奪行為が容認され、奨励されるならば、任意の国を対象とした違法な陰謀機関を作り、一方的な制裁を課すという国際的な誤った慣習が正常化されるでしょう。国際関係の認められた基本的ルールを公然と無視し、国際社会に対して違法な制裁を行使する米国の暴虐行為に深刻な懸念を表明し、強く非難します」と述べた。

金氏は米国の取り組みに関係なく、北朝鮮が自国の権利を守るとし、「正義の国際社会は、主権国家の権利と安全保障を乱用し、国際法を悪用する米国を決して容認すべきではない」と付け加えた。

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