
アラブニュース
ロンドン:米軍の偵察機が紛争地域上空で巨大な金属球型の飛行物体をとらえ、その「未確認飛行物体」について調査中であることが24日に報じられた。
2016年4月にモスル市上空で撮影されたこの映像は政府へのブリーフィングとして説明され、その後ジェレミー・コーベル氏とジョージ・ナップ氏によって彼らのポッドキャスト「Weaponized」で公開されたとDaily Mail reportが報じた。
この球型物体の画像は国防総省の未確認航空現象タスクフォースによる映像から作成されており、米政府が進めている未確認飛行物体の調査において、紛争地域上空で撮影された映像が公開されたのはこの球型物体が初となる。
「基本的な情報としてこの物体は「モスルオーブ」と呼ばれており、イラク北部で撮影されました」と、コーベル氏はポッドキャストで語った。
「これは米国の情報機関の中ではUFOにあてはまり、軍や情報機関が注目しているUFOの一例です。画像が何枚かありますが、これは動画から作成されたものです。4秒ほどの短い動画ですが、金属球が偵察機と並走し高度を全く下げずに偵察機の横を移動する様子が映っています」と述べ、さらに「これは米国情報機関内の会談の一部であり、米政府のUFOへの関心は高まっています」と付け加えた。
ある情報筋がDaily Mail紙に語ったところによると、この映像はアメリカ中央軍から依頼を受けて、バージニア州にあるラングレー・ユースティス統合基地で6年間以上にわたり専門家によって分析されてきたが、依然として正体は特定されていないという。
UFOに関する条項を含む2023年度国防権限法案がジョー・バイデン米大統領の署名により成立したことを受け、本件は公表された。