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トルコ、地震にもかかわらず5月14日に選挙を実施する方針

アンカラのトルコ大国民議会で、党のグループ会合に出席するトルコ大統領で公正発展党(AK)党首のレジェップ・タイップ・エルドアン氏。(AFP)
アンカラのトルコ大国民議会で、党のグループ会合に出席するトルコ大統領で公正発展党(AK)党首のレジェップ・タイップ・エルドアン氏。(AFP)
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02 Mar 2023 05:03:44 GMT9
02 Mar 2023 05:03:44 GMT9
  • トルコとシリアを襲った2月6日の地震と強い余震により、およそ5万人が死亡した
  • 大統領選挙と総選挙は、高騰するインフレのために支持率が低下しているエルドアン氏にとって厳しい時期に行われる

アンカラ:トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は1日、先月トルコ南部を壊滅させた地震にもかかわらず、政府は依然、予定より1カ月早く選挙を実施する意向を示唆した。

与党議員に対する演説で、エルドアン氏は地震後の政府の対応を批判する人々を非難し、国民はこれらの批判に対して5月14日に回答を示すことになるだろうと述べた。これは、大地震が起こる以前に与党が暫定的に設定していた選挙日である。

トルコとシリアを襲った2月6日の地震と強い余震により、およそ5万人が死亡しているが、その大半はトルコで発生したものである。

トルコでは20万4000棟近くの建物が倒壊、または深刻な被害を受け、何十万人もの人々が家を失った。

政府関係者によると、1,400万人が地震の影響を受け、数百万人が地震で被害を受けた地域を離れたか、避難しているという。

エルドアン氏は、地震が起きた地域でどのように選挙を組織できるか、また、避難した被災者が新しい場所で投票できるかどうかについての情報は提供しなかった。

同氏は2003年から政権の座に就いており、大統領として3期目を目指している。

大統領選挙と総選挙は6月18日までに行われる必要があり、高騰するインフレのために支持率が低下しているエルドアン氏にとって厳しい時期に行われる。

エルドアン氏は、初期段階での対応の不備を認めているが、悪天候や地震による道路やインフラの破壊をその要因としている。

1日、同氏は年内に40万戸以上の住宅を再建することを改めて約束した。

AP

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