



ローマ:「UAEとともにできることに限界はない」と、イタリアの首相は4日、アラブニュースの出席した記者会見で語った。
アブダビの大統領府でUAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領に迎えられたジョルジャ・メローニ氏は、「我々の協力関係は強化することができるし、今後も強化される」と付け加えた。
同氏は、アブダビで行われたすべての会談は、「本当にうまく行った。私の当初の前向きな期待をも上回るものだった」と語った。
イタリア代表団には、アントニオ・タヤーニ外務大臣とエネルギー会社エニ(Eni)のCEOであるクラウディオ・デスカルツィ氏が参加していた。
エネルギーと環境の持続可能性、持続可能な経済成長、リビアの安定、チュニジアの社会不安、ウクライナの戦争などが主に議論された。
イタリア首相府の関係者はアラブニュースに対し、「非常に多くの点で共通点が見つかった」とし、「メローニ氏は、これらの問題でUAEが大きな外交的役割を果たすことができると考えている」と述べた。
タヤーニ氏とUAEのシェイク・アブダッラー・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン外相は、戦略的パートナーシップ協定に署名した。
UAEが主催する今年の国連気候変動会議の文脈での協力強化に関する宣言が、タヤーニ氏とUAEの産業・先端技術大臣で同会議の次期議長スルターン・アーメド・アル・ジャーベル氏によって署名された。
また、エニとアブダビ国営石油会社との間で協力協定が締結された。