
ロンドン:先月トルコとシリアで発生した破壊的な地震は、子供たちのメンタルヘルスに長期にわたる影響を与える可能性がある、と英国の援助関係者はメトロ紙に語った。
「私は去ることができます、この訪問の終わりに飛行機に乗ることができます。こうした家族の多くはそれができないのです。これが彼らの人生です」とユニセフのジョー・イングリッシュ氏は言った。
イングリッシュ氏は2月6日にマグニチュード7.8の地震が発生した10日後にトルコに到着し、震災により自宅を失った子供たちのために活動した。
2月下旬に2回目の地震が起きた後、救援活動を支援するためにシリア北部に移動した。
地元の子供たちに対する地震の長期的な影響は、シリアの内戦によって引き起こされた被害によりさらに悪化している、とイングリッシュ氏は述べた。
イングリッシュ氏は、ユニセフなどの組織がトルコとシリアの両国への援助を迅速に展開することを可能にした英国の有意義な援助の取り組みを称賛した。
「我々は子供たちに手を差し伸べ心理社会的サポートを与え、子供たちが遊べて、塗り絵ができ、友達と一緒にいられる――ただ、再び子供に戻るための――安全な場所を与えるためにできることを行っています」と同氏は述べた。
「私は昨日11歳の子供と話をしました。その子のこれまでの全ての人生はこの紛争と強制移動を背景としているのです」