
ロンドン: UAEは4月1日土曜日、ヒトに感染する危険度の高い出血熱ウイルスの蔓延を考慮し、自国民にタンザニアと赤道ギニアへの渡航を控えるよう勧告した。
外務・国際協力省は、今回の決定は首長国の国民の安全を懸念して発表されたものであると述べた。
マールブルグウイルスとして知られるウイルスの流行が始まって以来、9人が死亡し、1人の患者が回復している。
赤道ギニアの保健省は、水曜日にツイッターで、825人の接触者がその後追跡されたと付け加えた。
WHOによると、2月に赤道ギニアで初めてマールブルグ熱の発生が確認された。同国では先週実験室で9人の症例が確認されたと報告され、これにより死亡者と推定患者数の合計はそれぞれ20人となった。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、「WHOは、今回新たに追加された症例を把握しており、これらの症例をWHOに公式に報告するよう政府に要請した」と水曜日に述べた。
また、タンザニアでもマールブルグウイルスの流行が発生しており、WHOの発表によると、北西部のカゲラ地方で5人の死亡者を含む8人の症例が報告されているという。
UAEは、タンザニアおよび赤道ギニアに居住または訪問する国民に対し、関係当局が発表する安全に関する指示に従うよう注意を呼びかけた。