
ベイルート:米国主導の連合軍は3日、シリア北西部でアルカイダ幹部を狙った無人機攻撃を実施した。米軍が発表した。
反体制派の戦争監視機関であるシリア人権監視団は、ハレムという町の近くにある養鶏場が攻撃され、1人が死亡したと発表した。その死者の身元はまだ確認されていないという。
ここ数年、ダーイシュやアルカイダの幹部が殺害される同様の攻撃が相次いでいる。今回の攻撃は、一連の攻撃のうち最近行われたものだ。
米軍は正午前にシリア北西部で「一方的な攻撃」を行い、アルカイダの幹部1人を標的にした、と米中央軍は発表した。「作戦の詳細が提供可能になれば」追加情報が提供される、と米中央軍は補足した。
中東を担当する米中央軍司令官、エリック・クリラ米陸軍大将は、今回の攻撃によって「米中央軍の中東地域への確固たるコミットメントと、(ダーイシュとアルカイダの)永続的な敗北が再確認された」と述べた。
ここ数年、標的になった人たちの多くは、アラビア語で「宗教の守護者」を意味する「フッラース・ディーン」のメンバーだった。
タハリール・アルシャーム機構から抜け出した、アルカイダの中核メンバーがこの組織に入っている。
AP