• メル・パリー氏は、1980年のロンドンでの有名な作戦に参加した元SAS隊員の中で最後まで存命だった一人だった
• SASの部隊は、フーゼスタン州の独立を要求するアラブ系イラン人らによって人質に取られた26人を救出した

アラブニュース

ロンドン：1980年にロンドンで発生したイラン大使館占拠事件の際に同大使館への突入に参加した元イギリス特殊空挺部隊（SAS）隊員の一人が死去した。

SAS隊員を20年近く務めたメル・パリー氏は32人の隊員で構成される部隊の一員として26人を大使館から救出した。彼らは、武装しイランのフーゼスタン州の独立を要求するアラブ系イラン人6人によって6日間にわたって人質に取られていた。

メル・パリー氏は、僅か17分で大使館に突入して解放を成し遂げたことで有名になったこの部隊の隊員の中で最後まで存命だった一人だった。人質のうち1人が殺害され、作戦中に犯行グループ6人のうち5人が死亡した。