
ワシントンDC: 米国国務長官アントニー・ブリンケンが6月上旬にサウジアラビアを訪問すると米国務省が6月2日に発表した。
サウジアラビア王国と米国がスーダンで交戦している両当事者をジェッダに招き、確固たる停戦の仲介を模索する共同構想について話し合うため、ブリンケン国務長官はサウジアラビアを訪問する。
「アントニー・ブリンケン国務長官は6月6日から8日にかけてサウジアラビアを訪問し、サウジアラビアの高官と共に地域と世界的課題における戦略的協力および両国の経済と安全保障などの諸問題について話し合う予定」と国務省のマット・ミラー報道官が明らかにした。
さらに、「ブリンケン国務長官は米と湾岸協力会議(GCC)の閣僚会議にも参加し、湾岸諸国との更なる協力関係を築くことについて話し合い、共に中東における安全保障、安定、段階的縮小、地域統合、経済発展を促進することについて議論する予定」と加えた。
ブリンケン国務長官とサウジアラビアの外務大臣ファイサル・ビン・ファルハーン王子は「ダーイシュ打倒のためのグローバル連合(Global Coalition to Defeat Daesh)」の閣僚会議を共同開催し、「(ダーイシュの)依然として存在する脅威について述べ、持続的敗北を確実にするために専念することを再確認する」とミラーは加えた。