
リヤド: イスラム協力機構(OIC)は8月7日、ヨルダン川西岸地区におけるイスラエル軍のパレスチナ人3人の殺害を非難した。
イスラエル兵は8月6日、ジェニン地域のアラバ町近隣で車に向けて発砲し、乗っていた3人を殺害した。
OICはまた、「過激派イスラエル人入植者ギャングが、パレスチナ市民とその土地や財産に対して組織的なテロ行為をエスカレートさせており、8月4日にもナブルス市近郊の町ブルカでパレスチナ市民に死傷者が出る事態が発生した」と非難した。
イスラエル人入植者は8月4日にヨルダン川西岸のパレスチナ人村を襲撃し、車に火をつけ、石を投げて抵抗したパレスチナ人に発砲した。19歳のパレスチナ人クサイ・マタンさんを殺害した容疑がかかっているイスラエル人入植者2名は、8月7日現在も警察に拘留されたままだ。
OICは国際社会に対し、こうした事態に介入し、パレスチナ占領地におけるイスラエルによる継続的な犯罪を阻止し、加害者に対して確実に責任を追及し、パレスチナ人に国際的な保護を提供するよう呼びかけた。
また8月7日には、先週ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵に火炎瓶を投げつけたことでイスラエル軍に銃撃されたパレスチナ人の10代の青年が死亡したとパレスチナ保健省が発表した。