
ドバイ】サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相は木曜日、イラン国王との記者会見で、サウジアラビアはサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の招待を受け、イランのエブラヒム・ライシ大統領がサウジアラビアを訪問することを希望していると述べた。
イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は木曜日、3月の画期的な和解合意以来初めてのサウジアラビア訪問でリヤドに到着した。
アミール=アブドラヒアン外相は、イランのエブラヒム・ライシ大統領がサウジアラビアへの公式訪問を希望していることを認めた。
「我々は、この地域の安全と発展を達成するという考えは、断片化することのできない考えであると信じている。
イランとサウジアラビアは、湾岸地域やイエメン、シリア、レバノンの地域の安定を脅かしてきた長年の敵対関係を解消し、関係を再構築することで中国の仲介で合意した。
サウジアラビアは2016年、リヤドによる著名なシーア派聖職者の処刑に対する報復として、抗議者がテヘランの大使館を襲撃した後、イランとの関係を断絶した。
ファイサル王子は、両国が3月に外交的亀裂に終止符を打ち、関係を再構築した結果、それぞれの大使館の再開後、両国の対応する大使がそれぞれの役職に就くことになると付け加えた。
大使はまた、サウジアラビアの2030年万博招致に対するイランの支援に感謝した。
「今日の会談は、両国の歴史と地域の安全保障にとって極めて重要な基盤である国交再開の合意履行に向けたステップの継続である」とファイサル王子は述べた。
アミール=アブドラヒアンは、サウジアラビアとの会談は成功し、双方は協力して地域の差し迫った問題の当面の解決策を見出すことに合意したと述べた。
また、テヘランはこの地域の安全と平和を達成するための努力に全力を尽くしていることを改めて強調した。
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