

ベイルート:シリア北西部にある反政府勢力最後の主要拠点に対してロシアが行った空爆の死者数は、反体制派戦闘員13名に増加したと監視団は月曜日に発表した。
シリア人権監視団(OSDH)のラミ・アブデル・ラーマン代表は、聖戦士集団ハイアト・タハリール・アル・シャームの「シリア人以外を含む少なくとも13人の戦闘員」が殺害されたと発表した。
シリア国内の情報筋のネットワークを頼りとし、英国を拠点に活動するこの監視団は、今回の空爆で他にも複数の戦闘員が負傷し、重体の者もいると伝えた。
同監視団はこれまでに8人の死者が出たと発表していた。
2015年からロシアが介入したことで、シリア政府は12年に及ぶ内戦初期に反政府勢力に奪われた領土の多くを取り戻すことができた。ロシア軍はイドリブ地域を繰り返し攻撃している。
月曜日午前、ラーマン代表は、「ロシア軍の戦闘機がハイアト・タハリール・アル・シャーム(HTS)の軍事基地を標的とし、イドリブ市西部郊外に空爆を行った」と発表した。
シリアの元アルカイダ系組織が率いる聖戦士集団HTSは、イドリブ県一帯ほか隣接するラタキーヤ県、ハマー県、アレッポ県の一部を支配している。
AFPの特派員は、午前零時(グリニッジ標準時の日曜日午後9時)を少し回った時間に空爆を受けた後、HTSは地域を封鎖したと伝えた。
HTSは断続的に兵士や親政府軍に対して致命的な攻撃を行っている。
月曜日、シリア国防省は、「テロ組織」が操縦する「爆発物を積んだ小型無人機3機」を同国軍が撃墜したと発表した。
OSDHは、シリア軍がイドリブ県とハマー県で偵察用小型無人機3機を撃墜したと話している。
シリアの内戦は、バッシャール・アサド大統領政府による平和的デモの弾圧を受けて2011年に勃発し、外国勢力と聖戦士武装勢力を巻き込む致命的な紛争にエスカレートした。
ロシアとイランの支援は、政権側に有利な方向に流れを変える助けとなっている。
この内戦により50万人以上が命を落とし、戦前のシリア人口の約半数が故郷を追われている。
8月5日、ロシア軍戦闘機がイドリブ市郊外を攻撃し、家族3人(全員民間人)が死亡したとOSHDは発表した。
6月25日には、イドリブ県でロシアの空爆により民間人9人を含む少なくとも13人が死亡し、OSHD曰く、今年の同国における攻撃で最悪の被害となった。
この空爆で死亡した戦闘員4人の中には、ウイグル人が主体の聖戦士集団トルキスタンイスラム運動の構成員も含まれていたほか、少なくとも民間人30人が負傷したと同監視団は伝えた。
反政府勢力が支配するイドリブ地域には約300万人が住んでおり、その約半数が国内の他の地域から避難してきた人たちだ。
2020年以降、シリア政府と同盟を結ぶロシアと反政府勢力を支援するトルコが仲介した停戦合意は、断続的な衝突があるものの、シリア北西部ではおおむね維持されている。
AFP