
リヤド:サウジアラビアは、イスラエルによるガザからのパレスチナ人退去要請を激しく批判し、継続的に「無防備な市民」を標的としていることを非難すると、13日に外務省が発表した。
イスラエル軍は、110万人以上のガザ市の全市民に、24時間以内に南部に移動するよう警告した。
予期される地上侵攻を前に、イスラエル軍はガザ地区との境界付近に戦車を終結させていた。
「サウジアラビア王国は、パレスチナの人々のガザからの強制退去の要請に対する全面的拒絶と、同地の無防備な市民を継続的に標的としていることへの非難を明確に表明する」と、外務省が発表した声明は述べている。
さらに、「まともな生活のための基本的必需品を奪うことは国際人道法に違反するのだから、なおさら、(国際社会は)ガザの人々に必要な救援と医療を提供しなくてはならない」とも述べている。
そうしないことは、この地域の人々が陥っている危機と苦難を悪化させるだろうと、外務省は警告を発した。
サウジアラビアはまた、イスラエルによるガザ包囲の終結、負傷した市民の避難、国連安全保障理事会の決議とアラブ和平イニシアティブに従ったパレスチナ・イスラエル間の和平プロセスの進展を求めた。