
リヤド: サウジアラビア官公庁は金曜日、コロナウイルス感染拡大が特にひどい国の国民に対しの観光ビザの発給を停止すると発表。
影響を受ける国は中国、イタリア、韓国、日本、マレーシア、シンガポール、カザフスタン。この決定はオンラインで入手できる電子ビザと、従来通りの到着時に発給されるビザ、どちらにも適用される。加えて、すでに発給されている上記の国民への観光ビザは、一時的に停止となる。
他の該当国の国民に対しては、オンラインまたは到着時の観光ビザ発給は継続されるが、メッカとメディナへの訪問は制限される。
電子ビザ発給の対象国の国民は、サウジアラビアへの入国が可能か096 692 000 0890のヘルプラインに電話することで確認できる。またアメリカ、イギリス、シュンゲン協定加盟国の国民は、観光ビザを取ることができるか同じ番号で確認することができる。
観光庁は、この規制は国民、居住者、観光客を守るためで、保健機関からの提言に沿ったものであるとした。
スポークスマンによると「この措置は一時的なものであり、所轄官庁による継続的な評価の対象である」という。
この最新の規制は、サウジアラビア政府がウムラ巡礼と予言者のモスクへの訪問を禁止した翌日に発表された。コロナウイルス感染が広がる国からの旅行者は、観光ビザを持っていても入国を拒否されるという。
また木曜日には、サウジアラビアの厚生省が国内でのコロナウイルス発症は確認されていないと発表した。
SPA