
アラブニュース
リヤド:湾岸協力会議(GCC)加盟国の市民がサウジアラビアの聖都マッカとマディーナに入ることを一時的に禁止されていることが28日に出されたサウジアラビア外務省の声明で発表された。
今回の決定は、クウェートで45人、バーレーンで36人と、GCC加盟国の一部でコロナウイルスの患者数が増加していることを考慮したものだ。
GCC市民のうち、サウジアラビアに14日間連続で滞在し、コロナウイルスの症状が出ていない人は今回の禁止措置の対象外で、ウムラや、マディーナにある預言者のモスク訪問を希望する場合は、ハッジ・ウムラ省のウェブサイトから許可を得ることができる。
27日、サウジアラビアはマッカでのウムラやマディーナでの預言者のモスク訪問を希望する個人の入国を一時的に停止した。サウジアラビアの保健当局が決定した、コロナウイルスの危険性がある国からの旅行者も同様だ。
中国、イタリア、日本、韓国、カザフスタンがそれに含まれている。