
リヤド:サウジアラビア外務省によると、22日、外務大臣のファイサル・ビン・ファルハーン王子は米国のアントニー・ブリンケン国務長官から電話を受けた。
双方はガザおよび周辺地域での軍事エスカレーションを阻止し、人道的停戦と停戦合意を遵守する方法について協議した。
また、人道救援や医療援助を届けるための取り組みについても協議した。
ファイサル外相は「ガザ住民の強制退避を断固として拒否すること、そしてイスラエル占領軍が現在も続けているあらゆる違反行為、国際法および国際人道法の度重なる違反行為に立ち向かうために、国際社会が真剣かつ効果的に動くことの重要性」を強調した。
同外相はまた、「国際社会が、国際秩序の信頼性を達成し、世界の平和と安全を維持し、過激主義と暴力の原因を防止する形で、先週採択された最新の安保理決議である国際正当性の決議の遵守を目指して、道義的責任および原則的責任を果たす」ことの重要性を指摘した。
ファイサル王子はガザ紛争について協議しているアラブ・イスラム代表団を率いて、国連安全保障理事会常任理事国の首都訪問中のパリで、この電話を受けた。