
リヤド:サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハン王子が、米国のリンゼイ・グラハム上院議員と会談したことを明かした。
ファイサル王子は、殺戮に終止符を打つと共に、事態の激化によって地域の安全保障に危険な影響を及ぼす可能性を避けるために、停戦を実現する必要があると強調した。
サウジアラビアの外交担当として、米共和党の政治家とガザ情勢について議論し、支援物資を安全に搬入するための人道支援回廊を確保するべく、あらゆる努力を行うべきだと語った。
イスラエルはガザ地区に激しい攻撃を続けており、パレスチナ当局によると17,000人がこれまでに死亡した。10月7日にガザ近郊のコミュニティを襲撃して1,200人を殺害し、約240人を人質とした過激派組織ハマスを壊滅させるとイスラエルは宣言している。
ファイサル王子は他にも、パレスチナ人が正当な権利を獲得できるようにガザ地区の安定を取り戻し、平和への道を復旧させるための条件作りを行う必要性について、グラハム上院議員と意見交換を行った。
この会談には、駐米サウジアラビア大使のリーマ・ビント・バンダー王女も同席した。