
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、16日にクウェートのシェイク・ナワフ・アル・アフマド・アル・サバーハ首長が死去したことについて、クウェート国民とアル・サバーハ王家に哀悼の意を表した。
「クウェート首長のシェイク・ナワフ・アル・アフマド・アル・サバーハ殿下の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。アッラーの慈悲が授けられ、広大な楽園で安らかな眠りにつかれますように」という声明がサウジ通信社によって報じられた。
サウジアラビア王室は声明の中で、次のように述べた。「サウジアラビア王国とその国民は、クウェートの兄弟たちの悲しみを分かち合い、全能の神に、この大きな苦難において、誉れ高き首長家と兄弟であるクウェート国民に忍耐と慰めを与え、クウェートとその国民の安全、安定、繁栄を永続させてくださるようお祈りします」
サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は、哀悼の意を表する声明を発表した。「この大きな悲劇に対し、姉妹国であるクウェートの指導者と国民に心からの哀悼の意を表し、深くお悔やみ申し上げます。故首長の知恵とビジョンは、サウジアラビアとクウェートの関係を強化し、湾岸地域の共同行動を支援する上で影響を与えました」と同外相は述べた。
アラブ首長国連邦(UAE)は、シェイク・ナワフ氏の死を悼み、3日間の喪に服すことを発表した。
UAE大統領府は声明で、「アッラーの御心と運命を信じる心をもって、シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は、本日逝去されたシェイク・ナワフ・アル・アフマド・アル・ジャベール・アル・サバーハ殿下の死を悼みます」と述べた。
エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は、シェイク・ナワフ氏の死に哀悼の意を表し、故首長はアラブ・イスラム諸国の主要な支援者であったと述べた。
エジプトは首長の死を受け、全国で3日間の喪に服すと発表した。