リヤド:サウジアラビア国内に密輸しようとした43 kgのメタンフェタミンを摘発したと、当局が1日に発表した。
ザカート・税・税関庁によると、この薬物はラブアルカリ経由で入国した車両の燃料タンク内で発見された。
薬物を摘発するに至ったのは、税関管理の強化に向けた当局の継続的な取り組みと、麻薬取締総局との協力による結果だと、当局は語った。
一方、ジーザーン州のサミータ県では、アンフェタミンの流通で男を1人逮捕したと麻薬取締総局が明かした。この事件は検察に送致された。
ジーザーン州のアルデイルでは、国境警備隊の地上パトロールが、240 kgのカートを密輸したとして、9人のイエメン人と5人のエチオピア人の計14人を容疑者として逮捕した。
ジェッダでは2人のエチオピア人が、薬物と10 kgのハシシを売り捌いたとして逮捕され、医療流通規制の対象となる16,875錠の錠剤も押収された。
また、アシール地方のアル・ラブワでは、国境警備官が90 kgのカートを押収した。カートは葉を噛んで、刺激剤として利用する植物。
当局は、サウジアラビア国内での違法薬物関連の活動について通報を呼びかけており、情報提供者には報奨金が支払われる。