• アル・ウラーとドーハ間の直行便は昨年10月初旬に発表された

アラブニュース

リヤド：サウジアラビアのバドル・ビン・アブドゥラー・ビン・ファルハーン文化相とカタールのアブドルラフマン・ビン・ハマド・アール・サーニー文化相は10日、カタール航空が最近導入したドーハとアル・ウラー間の直行便を正式に就航した。

「ドーハからアル・ウラーへの直行便の就航は、先進的な交通網を通じて連携を強化するという両国のアプローチを裏付けるものだ」とバドル王子は述べた。

「私たちは、仕事の一環として、予想されている世界的な観光地としてのアル・ウラー県への便の増加に対応しており、国際便の数は、アル・ウラーが地域の仲間たちと協力しながら他のさまざまな段階へ進むのを助けるだろう」

サウジ通信社（SPA）が報じたところによると、アブドルラフマン文化相は、この新路線は、文化的な結びつきの向上・強化におけるサウジ・カタール調整評議会の文化・観光・娯楽委員会の役割を確認するための重要な一歩であると述べ、文化遺産は国民の意識を形成する上で重要な要素であると付け加えた。

アル・ウラーとドーハを結ぶ便は昨年10月初旬に発表され、同月末に開設された。アル・ウラー王立委員会は、この歴史的な地域をサウジアラビア北西部の主要な物流ハブに変えることを目指している。このビジョンの一部には、アル・ウラー国際空港の年間旅客数を40万人から600万人に拡大することも含まれている。

2021年3月に国際空港に指定されて以来、大幅な開発が行われ、現在では約240万平方メートルの面積を有し、一度に15機の航空機を収容することができる。