• サウジアラビア王国の文化遺産を紹介する「建国村」イベントを開催
• 参加者は、サウジアラビアの伝統の重要な側面に光を当てつつ、尊敬される詩人やアーティストによって演奏される詩とメロディーでもてなされる

アラブニュース

ジェッダ：サウジアラビア文化省は、1727年にムハンマド・ビン・サウードがサウジアラビアを建国したことを記念して毎年2月22日に祝われる「建国記念の日」にちなみ、2月21日から26日まで全国各地で文化的、歴史的な祭典を開催する。

全国各地の都市にわたって、文化省は「建国記念の夜」と題するメインイベント等の多様な文化的祭典を取り行う予定だ。

2月21日と22日にリヤドのブールバード・シティにあるアブー・バクル・サレム・ステージで予定されているメインイベントは、「詩と音楽の夕べで時を超えたノスタルジックな旅」を演出する。

参加者は、サウジアラビアの伝統の重要な側面に光を当てつつ、尊敬される詩人やアーティストによって演奏される詩とメロディーでもてなされる。

もう一つのイベント「始まりのシンフォニー」は、2月25日と26日に同じ会場で開催される。サウジアラビアの伝統的な楽器と現代的な楽器を融合させたオーケストラ演奏が特徴で、音楽を通して建国を物語る。サウジアラビアの著名な詩人、作曲家、国家音楽隊が出演する。

リヤドのアブドゥッラー国王金融地区で行われる「歴史の道」体験では、1727年のサウジアラビア建国から現在に至るまでのサウジアラビアの変遷を19のシーンで綴った「魅力的な展示」を鑑賞することができる。「ギャザリング」「ジャーニー」「セレブレーション」の3つのゾーンで構成され、それぞれが文化的パフォーマンス、アート展示、インタラクティブな展示施設を通して訪問者がサウジアラビアの歴史に浸れるよう設計されている。

一方、2月22日から24日まで14カ所で開催される「建国村」は、「国の文化遺産にスポットライトを当てた没入型体験を通じて、サウジアラビア王国の歴史物語を復活させる」ことを目的としている。

このイベントでは、訪問者は300年の歴史を旅することができ、伝統工芸、文化的な物語、インタラクティブな子供向けエリア、デジタル・イノベーション、家族向けエンターテイメント、本格的なサウジアラビア料理、遺産や口承伝承など様々な領域にわたる文化的な体験活動が用意されている。

文化省の声明によると、これらの祝賀行事は、サウジアラビアの歴史における極めて重要な瞬間、すなわちサウジアラビアの建国を記念し、「国家遺産に対する深く根付いた誇り、市民と指導者の固い絆、進歩と繁栄の永続的な遺産」を記念することへの文化省の献身を裏付けるものである。

チケットは右サイトから： https://dc.moc.gov.sa/home/ar/founding-day/