
リヤド:2023年の世界経済フォーラムの報告書によると、サウジアラビアは、道路品質指数(RQI)においてG20の国々の中で第4位の地位を確保した。
サウジアラビアのRQIは10パーセント以上も上昇し5.7となり、これはG20の各国の中でもっとも高い伸び率であると、国営サウジ通信は報じた。
RQIは道路網の質を評価し、それによって使用者の安全を守るものである。RQIの向上は、道路網の接続性に関して同国の世界における指導的な立場を維持し、道路の質を向上させ、運用効率を改善することに向けた努力と合致するものである。
このことはまた、ビジョン2030に含まれる国家運輸物流戦略に述べられた野心的な目標を達成すると同時に安全を守ろうとする、同国の努力に沿っている。
「(王国の)賢明な指導者たちからの多大かつ無制限の支援の結果として、このように前進することができました」とサレ・アル・ジャセル運輸物流大臣は述べた。
道路総局のバドル・ビン・アブドゥラー・アル・ドゥラミ最高責任者代理は、2023年における道路部門での注目すべき勢いがこの成果に貢献したことを強調した。
2022年5月にサウジアラビア運輸物流省は、世界のRQIランキングにおいて2030年までに第6位を獲得することを目指していると発表した。
当時、同省は、都市、地方、行政区画におけるサービスを改善するために、輸送様式と道路網の統合を強化しようとしていると述べた。