



リヤド:サウジ通信は24日、サウジアラビアの民間航空部門の幹部代表団が上海の中国商用飛機(COMAC)本社を訪問したと報じた。
サウジアラビア民間航空局のアブドルアジーズ・ビン・アブドゥラー・アル・ドゥアイレジ総裁を長とする代表団はまた、上海でC-919とARJ-21航空機の組立ラインおよび鄭州空港の経済区を視察した。
代表団はCOMACの工場や施設を見学し、航空機製造の各段階、試験・組立施設に関する同社の今後の計画、航空産業における最新の技術や革新について説明を受けた。
また、一行はCOMACの使命や、同社が製造する様々な航空機の設計・開発についての説明を聞き、さらに2008年からの同社の歴史、製品の開発、より効率的で持続可能なソリューションに関する現在進行中の専門的研究、民間航空機の設計・開発・製造における同社の任務と責任についての概説を受けた。
代表団はまた、鄭州空港の経済区を訪問し、専門企業・機関の業務、現地製造能力の発展、製品の品質向上のための外国企業との協力強化、世界レベルにおける競争の激化、製品の品質向上と先進技術開発への貢献について話を聞いた。
アル・ドゥアイレジ氏は、副社長、最高経営責任者、職員、航空分野・空港分野・航空システムのサービス分野の専門家数名の出席のもと、河南省の孫守剛常務副省長と会談を行った。
会談では、主に民間航空分野における共通の関心事項や共同協力分野の強化方法について話し合われた。
今回の訪問は、航空・宇宙産業分野における協力の強化と専門知識の交換、製造・技術革新・航空貨物輸送能力の向上における共同協力の機会の模索、さらに同セクターにおける投資の誘致と国際貿易の強化という枠組みの中で行われた。