
サウジアラビアの投資会社キディヤは3月20日、キディヤギガプロジェクトの一環として、世界で唯一のドラゴンボールのテーマパークを建設すると発表した。
ドラゴンボールのテーマパークは50万平方メートルを超える広さで、カメハウス、カプセルコーポレーション、破壊神ビルスの星など、原作シリーズに登場する様々な象徴的な場所を再現した7つのエリアがある。
園内では、悟空や仲間たちと一緒に、アニメの『ドラゴンボール』から『ドラゴンボール超』までのドラゴンボールの世界を冒険することができる。
テーマパークには、30を超えるアトラクションのラインナップの一部として、5つの最新鋭の乗り物が設置される。
東映アニメーションの高木勝裕社長は、「サウジアラビアの人々に、これまでに体験したことのない最先端で挑戦的なエンターテインメントを提供するビジョンに深く感銘を受けた」と述べた。
また、ドラゴンボールに登場する神龍の像(高さ70メートル)も設置され、その中には大型ジェットコースターが内蔵される。
東映アニメーションの代表者は、「夜にはドローンショーと壮大なプロダクションが行われ、一日中ドラゴンボールの世界に没頭できる場所になるだろう」と述べた。
さらに、園内にはホテルやレストランもあり、ファンはドラゴンボールの世界に浸ることができる。
キディヤの公式YouTubeチャンネルでは、テーマパークのレンダリング映像を公開している。
この発表は、「ドラゴンボール」シリーズの生みの親である鳥山明氏が3月1日に68歳で死去し、世界中の何千人もの人々がその死を悼んだ後に行われた。