
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王が木曜日に、進行中のコロナウイルスの流行についてテレビで演説した。
国王は、引き続きサウジの行政機関は保健省の主導により、パンデミックと闘うべくすべての予防措置を講じると述べた
国王はまた、サウジ国民はコロナウイルス感染拡大に立ち向かうなかで強い精神力を示しているとして、次のように述べた。「我々は、(コロナウイルスと闘う)国民および居住民の決意、意志力、そして責任感を信頼している」
そして、ウイルス流行中の行政諸機関の働き、特に保健関連分野の専門家たちの働きに対して謝意を示した。
国王は、当局は国民や居住民が必要とするすべてを提供すると言い、自身も国民の健康を守るべくすべてのことをすると述べた。
中国で感染拡大が発生して以降の世界的混乱について国王は、「率直に言うが、次なる段階は世界的レベルでより困難なものになるだろう」と述べた。
サルマン国王はまた、木曜日にヨルダン国王のアブドラ2世から電話を受けたが、その中で両元首は、コロナウイルス流行と闘い感染拡大を防止するための協力や連携の方法について話し合った。
湾岸諸国のコロナウイルス感染者は現在1300人を超えており、バーレーンで死亡者が1名出ている。発症者の多くはイランへの渡航歴がある。イランは発症者18000名以上、公式記録1284名の死者を出しており、中東で最も流行の激しい場所だ。