

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、今年ハッジを行う高官や要人のために毎年恒例のレセプションを開催した。
月曜日にサルマン国王の代理としてミナ宮殿で開催されたレセプションには、王国の大ムフティーであるシェイク・アブドルアジーズ・アル・シェイク師、数名の王子、上級学者、GCC高官、大臣、軍事部門の司令官、今年ハッジを行ったスカウトも出席した。
皇太子は、イード・アル・アドハーに際して参列者に祝辞を述べるとともに、神が巡礼者の儀式を受け入れ、安全かつ安心して巡礼を終えることができるよう祈った。
「私たちは、二大聖モスクと聖地に奉仕し、そこを訪れる人々の世話をし、彼らの安全と安心を確保することで、私たちに栄誉を与えてくださった神に感謝します。我々は、この偉大な任務を遂行し続けることを誇りに思っており、巡礼者の到着から出発まで、快適さを提供するために努力し、あらゆる能力を駆使しています」と、皇太子は集会で語った。
ガザでの戦争について皇太子は、「ガザの同胞に対する凶悪な犯罪が続いている」と述べた。
皇太子は、戦争を直ちに停止する必要性を強調し、国際社会に対し、ガザの人命保護を確保するためのあらゆる措置を講じるよう訴えた。
また、国連安全保障理事会が最近発表した、ガザ地区における即時停戦の提案に関する決議を実施することの重要性を強調した。
皇太子は、「パレスチナの人々が正当な権利を獲得し、包括的で公正かつ永続的な平和を達成できるようにするため、東エルサレムを首都とする1967年の国境線に沿ったパレスチナの独立国家を承認するよう、国際社会に対して改めて呼びかける」と述べた。