リヤド:サウジアラビア宇宙庁副会長兼CEOのモハメド・アル=タミミ氏は、9月11日から13日にかけてブラジルのフォス・ド・イグアスで開催された第5回G20宇宙経済首脳会議にサウジアラビア代表団を率いて出席した。
サウジアラビアが議長国を務めるG20の枠組みで始まった今年の会議では、「宇宙経済と気候変動:課題と機会」に焦点が当てられた。
アル=タミミ氏は、サウジアラビアの宇宙分野における進歩と、持続可能な開発と気候変動の緩和に向けた宇宙技術の利用に対する王国の取り組みを強調した。
また、イノベーション、起業、気候変動に関する議論に参加し、サウジアラビア宇宙庁によるインフラの改善、投資の誘致、持続可能な開発のための宇宙技術の応用に向けた取り組みを紹介した。
サウジアラビアは、平和的な宇宙開発協力の強化を目的として、ブラジル宇宙庁と戦略的協力協定を締結した。
また、アル=タミミ氏はブラジルおよびインドの宇宙機関の代表者らと会合を開き、宇宙経済協力について話し合い、ブラジルの宇宙企業リーダーらと投資機会について検討した。