
リヤド:サウジアラビアは、支援機関KSreliefを通じて、ラマダンの期間中、6760万サウジリアル(1800万ドル)以上の費用をかけて、世界的な食糧安全保障を支援している。
サウジ国営通信によると、KSreliefの総監督であるアブドゥラー・アル・ラビーア博士は日曜日、リヤドでEtaamプロジェクトを開始した。
このイニシアティブにより、ラマダン期間中に27か国に390,109個の食料バスケットが配布され、230万人以上の人々に不可欠な支援が提供される。
アル・ラビーア博士は、このプロジェクトは困窮している国や地域を支援するという王国の指導者の人道的な取り組みを反映していると述べた。
同氏は、聖なる月の間、食糧不安を緩和し、最も弱い立場にある人々の生活環境を改善するというこのプロジェクトの目標を強調した。
また、アル=ラビーア氏は、このイニシアティブはKSreliefが主導する数多くの人道支援プログラムのひとつであり、困窮者に対するサウジアラビアの寄付者たちの寛大さと地域社会への貢献の精神を反映していると述べた。
SPAの報道によると、同氏は、困窮する国や地域社会を支援するというサウジアラビアの揺るぎない決意を改めて表明した。
アル=ラビーア博士によると、2015年の設立以来、KSreliefは105か国で3,309件のプロジェクトを実施しており、その総額は約73億ドルに上り、さまざまな重要な分野に及んでいる。
この取り組みは、KSreliefが主導するサウジアラビア王国の人道的・救援活動の一環であり、脆弱な国家を支援し、世界的な食糧安全保障を強化することを目的としている。