



リヤド:リヤドの社会責任協会は、持続可能な開発とビジョン2030を支援するために、各分野の取り組みを統合する第2回社会責任フォーラムを開催した。
3月23日のサウジ社会責任の日に開催されたこのイベントは、地域開発と持続可能な成長における社会責任の重要性を認識させることを目的とした。
この文化を育み、社会、経済、環境の発展に貢献する企業の役割を強化することを目的とした、とサウジ国営通信が伝えた。
同協会の会長であるサウド・アル・スバイ氏は、社会責任を強化するためにあらゆる分野で協調した取り組みが必要であると強調した。
また、寄付文化を推進しながら、社会や経済にポジティブな影響をもたらすために、政府、民間、非営利セクターが補完的な役割を果たすことを強調した。
同協会のCEOであるアブドゥラー・アル・ムハンナ氏は、効果的なパートナーシップを構築し、社会責任を広めるという同協会の取り組みについて言及した。
同氏は、この機会が寛大さと連帯の価値観を浸透させる機会となり、同時に地域社会への貢献を強化する機会にもなると述べた。
人的資源・社会開発省の統計によると、社会貢献プログラムを実施している大手企業の割合は、2019年の30%から2023年末には65%に増加した。
フォーラムでは、社会貢献を活性化させる上での政府、民間、非営利団体の役割について、2つのパネルディスカッションが行われた。
また、各国の経験、地域社会活動の運営、次世代に社会参加の文化を浸透させる方法についても議論された。
さらに、このフォーラムでは、社会貢献の成果を測定する方法や、効果的なプログラムの採用についても取り上げられた。
イベント中には、地域社会の取り組みと持続可能な開発への貢献が評価され、プリンセス・アル・アヌード・チャリティー財団が表彰された。
また、複数の機関、民間企業、個人もその功績を称えられた。
今年のサウジ・ソーシャル・レスポンシビリティ・デーは、「私たちは社会的責任を果たす」というテーマの下、寛大さと市民意識の文化を育むためにあらゆる組織が果たす役割を再確認するものとなった。
このイベントは、寄付の文化を定着させ、各セクター間の協力を強化し、持続可能な開発に貢献し、個人や組織に対する責任に対する意識を高めるために不可欠である。