
リヤド:サウジアラビアの音楽委員会は5月12日、オーストラリアのシドニー・オペラハウスで「サウジ・オーケストラの驚異」コンサートを開催する。
文化大臣兼音楽委員会委員長のバドル・ビン・アブドゥラー・ビン・ファルハーン王子の後援で開催される。
サウジ国営通信によると、このコンサートは、サウジ国立管弦楽団・合唱団の世界ツアーの7番目の訪問地となる。
このコンサートでは、サウジアラビアの豊かな音楽遺産と芸術の多様性に焦点を当てた作品が披露される。
オーストラリアのメトロポリタン管弦楽団がオーストラリアの楽曲で演奏に参加するほか、両国の音楽的伝統の要素を融合させた特別なコラボレーション曲も披露される。
また、演劇・舞台芸術委員会もプログラムにいくつかの作品を提供する。
これまでの公演は、パリ、メキシコシティ、ニューヨーク、ロンドン、東京、リヤドの一流会場で行われた。これらのコンサートは世界中で高い評価を得ており、サウジ音楽が国際舞台で影響力を増していることを示している。
サウジアラビア・オーケストラ傑作選シリーズは、サウジアラビアの文化遺産を称えつつ、新たな創造的領域を開拓する特別な音楽体験を提供することを目的としている。
各公演は観客をサウジの伝統的な音楽表現の旅へと誘い、調和のとれた音楽物語を通して王国の多様な芸術的風景を提示する。
今回のシドニー公演は、サウジアラビアの楽曲を世界的な文化的対話の中で高め、王国の音楽的アイデンティティを定義する本物のメロディーを称えるという、同委員会の広範なイニシアチブを継続するものである。