
アラブニュース
ドバイ:サウジのイスラム問題省が王国内の90,000以上のモスクに対し日曜の再開を前に消毒を実施したと、国営通信社SPAが報じた。
しかしメッカにあるモスクはイスラム問題大臣アブドゥラティフ・アルシェイクの命令に従い、閉鎖が維持される。
同省は礼拝者たちに対し、家庭での体の洗浄や礼拝所に入る前の手の消毒などモスクでの安全対策や手順を教育するため、複数の言語による広範囲なメディアキャンペーンも実施した。
各個人には自分の電話機でコーランの電子的なコピーを読むこと、礼拝用の敷物を家から持参すること、およびお互いに2メートルの距離を維持することが推奨された。
高齢者、持病を持つ人、および15歳未満の子どもは家で礼拝を行うことが推奨されると、報道は付け加えた。
王国は2ヶ月以上に及んだロックダウンの後、コロナウイルスによる制限を緩和した。飛行機の国内線も日曜に再開する。
サウジアラビアにおける現在のコロナウイルス犠牲者は、感染者が80,185人、回復者が54,553人、および死亡者が441人に達している。