
ラワン・ラドワン
リヤド:サウジアラビアは土曜日、新型コロナウイルス感染症による56人の死亡者が出たと報告した。これは、サウジアラビアが3月2日に初めて死亡者を報告して以来最大の数となる。
現在までの死者数は1,858人で、土曜日には4,128人の新しい感染者が確認され、総数は205,929人となった。
新しい感染者のうち360人がリヤドで、315人がダンマームで、217人がフフーフで、214人がカティーフで報告された。
一方、新型コロナウイルス感染症の回復者の総数は、新たに2,642人以上の患者が回復したことで143,256人に増加した。
世界の新型コロナウイルスの感染者は約1,130万人で、死亡者は53万人を超えている。
60,815人が治療中で、そのうちの5人の患者が救急治療室に入り、救急治療室の患者数は2,295人に増えた。
保健省は、必要な人がさらに病院にかかれるよう、サウジアラビア全土で複数の検査センターと専門部署を立ち上げた。保険会社のTawuniyaは保健省と協力して、ドライブスルーの検査センターを立ち上げた。これにより、車に乗りながらくつろいだ状態で検査を受けることが可能となる。
人々は、21の都市に広がる移動式検査センター(リヤド、ジェッダ、メッカ、マディーナ、アブハー、ダンマーム)の1つを訪れることができる。Sehatyアプリか937に電話して予約し、都合の良い時間帯を選択する。
予約が確認されると、センターの場所とともにメッセージが送信され、アプリにバーコードが表示される。このバーコードは到着時に検査機関のスタッフによってチェックされ、再度確認が行われる。
医療従事者は最低1メートル以上の距離を取り、綿棒を喉の奥まで入れる口腔スワブ検査を実施している。これは長くても15秒しかからない。その後直ちに採取した検体をしっかりと密封する。
検査の結果は、検査後1~5日の間にテキストメッセージで送信される。人々は自己隔離を行い、保健省のTatammanアプリを介して毎日の健康状態をチェックするように指示される。
過去24時間に52,135のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査が実施され、現在までの検査総数は180万を超えている。PCR検査では、鼻や喉から採取した綿棒の検体に含まれる遺伝物質を検出することで、体内のウイルスを探す。