
アラブニュース
カスィーム州知事ファイサル・ビン・ミシャール王子は、日曜日にブライダで世界最大のラクダ病院の開院式を行った。サラム動物病院にもラクダの病気を診断する先端研究施設が開設される。
同知事は100万サウジリアル相当の同プロジェクトは国家的な成果であり、同王国の獣医学機関の発展に資するものだと話した。
ファイサル王子は同施設の特別中央研究所も視察した。同研究所には160種類超の分析を処理可能な最新デバイスが配備されている。
首長は広範囲に広がる病棟も視察した。病棟には同時に4,000頭の乗用ラクダを収容できる。
首長は、若いラクダ向けユニットのモデル、ICU、CTスキャン、そして手術室についての説明を受けた。同病院は7万平方メートルの敷地に建設されている。
同病院設立目的の一つは、年齢25〜30歳のラクダの胎生学と昔ながらの受精プロセスに変化をもたらすことだ。現在、その年齢層のラクダからは毎シーズン、合計で7頭生まれている。加えて、同病院ではラクダの出生率を100頭から700頭に増やすことを目指している。