
アラブニュース
ロンドン:世界最大の武器輸入国であるサウジアラビアは、独自の製造業を発展させるため、大規模な国際的な防衛展示会を開催することを計画している。
現在、アブダビで開催されている国際防衛展示会・会議(IDEX)は、地域最大の産業会合の場であり、次回は来年2月に開催される予定だ。
サウジアラビアで2022年3月に初めて開催される2年に1度の世界防衛展示会の最高責任者として、ファーンボロー・エアショーの元CEOであるショーン・オームロッドが採用された。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)を含む湾岸諸国は、輸入への依存度を下げ、貴重な製造業の雇用を増やすために、国内の防衛産業に多額の投資を行っている。現在、世界第3位の防衛支出国であるサウジアラビアは、2030年までに装備購入費の半分を国内調達にすることを目指している。
「世界防衛展示会は、持続可能な国内防衛産業を発展させ続けているサウジアラビアにとって重要なマイルストーンです」と軍需産業総局(GAMI)の責任者であるアフマド・アル・オーハリは述べた。
床面積約8万平方メートルである会場は、展示施設を備え、陸海空で使用されている最新兵器が展示される。