
ラワン・ラドワン
ジェッダ: サウジアラビアの曲線の平坦化方針は、毎日の新規感染者が減少し、回復者が増え、計画どおりに機能しているーしかし、まだ事態の終結までは至らない。
保健省の報道官、モハメッド・アルアブド・アルアリー博士は、日曜日の記者会見で、「曲線の平坦化が達成されているのは、地域レベルで、王国の関係当局が発行した予防措置と安全プロトコルが順守されたことによる」と述べている。
しかし、曲線の平坦化はパンデミックの終結を意味しないことも、彼は言及している。
「パンデミックの終結を宣言するには、世界規模での症例数が限定され、大幅な減少を示さなければならない。 そうなる方法の1つは、ワクチンまたは治療法を見つけることだが、我々はまだその段階に至っていない」と彼は付言した。
サウジアラビアは日曜日に2,466人が新たに回復し、3月上旬のパンデミックの始まり以来、総回復者数は266,953人となった。
王国では、新規症例も1,227人記録され、症例総数は298,542人となっている。
致死率は依然として高く、日曜日に39人が新たに亡くなったことが発表され、死者数は3,408人に増加している。
現在治療中の患者が28,181人おり、そのうちの1,774人が救命救急治療室に入院中の重症者である。
早期段階で病気を検出する王国の取り組みの一環として、過去24時間に60,016件の新規ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査が実施された。 パンデミック以来では、検査件数は420万件を上回る。
関係当局間の調整を経て、王国では7週間リモートで生徒の学習を再開する決定が下されている。
教育省の公教育担当報道官、イブテサム・アルシェリは、日曜日の保健省の記者会見で、学校を再開するための国際的な枠組みが検討され、その中で児童の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例急増が報告されたことを受けて、今回の決定が為されたと述べた。
教育省の広報担当官によると、教師は学校運営事務局と協力のうえ、成績の記録付けやその他の業務のため、少なくとも週1回は学校で仕事をすることが義務付けられている。
アルシェリが述べるには、「学校の授業がある日を2つの期間に分割することで、親は子供の学校の学習をフォローアップできる余裕を持て、家族がさまざまな学年で勉強する子供たちのために必要な機器等を確保するための経済的負担を軽減し、またインターネットサービスの通信網等にかかる負担も緩和することができる」
「王国にはさまざまな学年で勉強する600万人以上の学生と520,000人以上の教育者がいるため、全員が一度にインターネットにアクセスすると、インターネットの通信網に大きな負担がかかることになる」
国立教育・専門能力開発センターは、学校の教師とスタッフが次の日曜日に教育省のプラットフォーム、Vschool.saで提供される教育用ツールを使用できるよう支援する。
教科書の配布は学校と保護者の間で調整され、保護者には教科書を入手するためのテキストメッセージを通じて指定された時間枠が与えられる。