
ラワン・ラドワン
ジッダ:健康危機に関するサウジの研究を支援するため、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)のパンデミックに関連する2000件以上の情報が照合された。
データのライブラリに含まれるのは、世界中の情報源からの調査書類や印刷されたニュース記事、オンラインのニュース記事、動画、その他の関連コンテンツ。
この包括的なCOVID-19データベースは、リヤドの「研究・知識のネットワーク化センター」によって編集され、コロナウイルスの世界的流行に関連する広範な医療・経済・社会分野をカバーしている。
同センターが入手した詳細な事実や数字は、サウジアラビアの研究者が経済、医療産業、ウイルス学、政治、電子詐欺、文学、教育、心理学、セミナーなどの分野の統計を利用するのに役立つだろう。
センターの管理者らは、格納されているメタデータのインベントリにユーザーが簡単にアクセスできるようにすることを目指している。
一方、8日のサウジアラビアのCOVID−19新規感染者数は781人で、4日間連続で800人を下回り、確認された感染者数は合計32万2237人となった。
サウジ保健省によると、現在1万9854人の感染者が進行中で、1430人が危篤もしくは重体だという。
新たに30人がCOVID-19関連で死亡したことが8日、報告され、死亡者数は4137人に増加した。
8日に確認された感染者のうち、86%が成人、11%が子供、残りの3%が65歳を超えていた。
サウジアラビアでは623人が新たに回復し、これまでにこの病気から回復した人の総数は29万8246人となり、回復率は92.5%。
この24時間で新たに4万8690回のPCR検査が行われ、国内で549万回以上の検査が実施された、と当局は補足した。